2013年3月20日水曜日

2013.3.19(火) 吹雪(Grand Rapids)


本日の最高気温-1℃、最低気温-6℃(ただし強風のため体感温度は-15℃との報道も)

今日の1時間目はグランドラピッズ・クリスチャンハイスクール(GRCH)に留学中の生徒が集まる授業へ。今は日本、中国、ハンガリーから留学生が来ていて、明日からはオランダからの留学生も受け入れるそうです。

本来はいわゆる"授業"をする時間なのですが、昨日紹介した本校からの留学生IM君にとって今日が最後の登校日だったため、先生やクラスメート達がお別れ会を企画してくれていました。


青と黒の着色料…

皆で一緒にケーキを食べながら友人達からの心温まるメッセージ、彼の7ヶ月間のGRCH生活を振り返るスライドを見たりしました。多くの先生や友人たちが皆彼の人柄を絶賛しており、本校を代表してGRCHに長期留学をしたのが彼であったことを誇らしく思いました。


中国からの留学生たちと一緒に

中国人留学生の一人が書いてくれたメッセージ 
中国語の分かる方がいましたら是非意味を教えてください


1時間目終了後、バスでブランドフォードネイチャーセンターへ。


ここは大きな森の中にある施設で、怪我をした野生動物の保護したり、この地域の特産品であるメープルシロップを作る工程が見られたりと、工業都市デトロイトとは全く違う、ミシガンの豊かな自然を見ることができました。

保護した野生動物のお話を聞く様子 

森の中を徒歩で 

 メープルシロップ作り 40リットルの樹液をひたすら蒸留して1リットルのシロップになるとのこと

完成品
お土産用に皆買っていました

続いてペグマン先生の教会へ。仏教とキリスト教の違い、コミュニティの中で教会が果たす役割等、様々なお話を聞きました。その後隣の部屋でランチタイム。




左二人は教会の方、ペグマン先生を挟んで昼食を用意してくれたボルトマン先生とその奥様

昼食後、教会の地下室に案内されました。地下室の大半は食料の貯蔵庫になっています。


この教会が行っている活動の中に、「地域の貧しい人に食べ物を格安で譲る」というものがあるそうです。スーパー等から賞味期限が切れる直前のものや、品質には問題はないものの売り物にならない野菜・果物等を無料で寄付してもらい、それを地域の人に格安で販売するのです。

「タダで貰った物を売ってお金をもらうなんて!!」

と思う人がいるかもしれません。昔は無料で配っていたそうなのですが、でもそうすると結局食べずに捨ててしまったり、必要以上に持ってかえって結局無駄にしてしまう人が続出したそうです。そこで無駄をなくすために少ない金額でもお金をもらって、そのお金をまた違った形で地域の人々に還元できるように使っているそうなのです。


 大人が20人は入れるサイズの大きな冷蔵庫の中で

教会見学終了後、学校に帰って本日は解散となりました。


学校に到着!

ところで今日はGRCHバスケットボール部にとってとても大事な試合があるそうです。ミシガン州チャンピオンを決める大会でGRCHが現在ベスト8に残っており、なんと今夜準々決勝が行われるのです!!
私は残念ながら見に行くことができないのですが、ホストファミリーと一緒に応援に行く本校の生徒が何人かいるようです。このブログを読んでいる皆様、GRHSバスケ部の応援よろしくお願いします!!

最後に生徒の日記から。                                    「初めての学校は驚くことばかりでした。まず、ものすごく広いこと。兄弟社も他と比べれば大きいのかもしれないけど、物も高そうな感じがしました。英語の授業は、私語は少ないのに意見や質問が多く、日本とは違うなと思いました。一時間の授業でずーっと話しているのでアメリカ人は疲れないんだろうか。。。と思いました。」(A.Y.さん)